iPhoneの電源ボタンの故障・修理 |

3日ほど前、iPhone 4Sの電源ボタンが、本体側に落ちたまま上がらなくなっているのを発見した。落とした覚えもないし、荒っぽい扱いをしたこともない。爪で何度か上に引っ張り上げようとしたが、うまくいかなかった。ソフトウェアには問題がないので、電源が落とせないことを気にしなければ、日常使いには問題ない。
ただ、会議や映画館で電源を切ることができないのは困る。昨日、夕方、宮益坂のauショップに持ち込んだところ、3か月の保証期間が過ぎると、アップルストアや正規サービスプロバイダでの取り扱いになるといわれた。auショップの店員に渋谷の「クイックガレージ」という店を紹介してもらい、その場で電話をかけたところ部品の在庫があるとのこと。20分ほどで修理ができるという。
宮益坂から桜丘町まで雨の中を歩き、クイックガレージ渋谷店へ。オフィスビルの2階にお店はあった。
早速、手持ちのiPhone 4Sを窓口で見せた。「電源ボタン陥没」で、ときどきある故障らしい。20分間で修理なんてできるのだろうかと思っていたら、窓口の男性はバックヤードから新しいiPhoneを取り出してきた。修理ではなく、新品との交換だった。
「バックアップは大丈夫ですか?」と男性。「iCloudですべてバックアップしてますから」と私。ちょうど、昨日、iOSの6.1.1にアップデートしばかりなので、昨夜の状態で復元可能なことがわかった。
「画像ファイルは500点ほどありますが」と男性。「画像はDropboxに転送しているので大丈夫です」と私。「Dropboxって言葉を出してくれるお客様は完璧です」と男性。笑顔でとてもうれしそうだった。
iPhoneの普及とともに使い慣れない客がやってきて、無理難題で途方に暮れることもあるんだろうな、と想像した。
画像ファイルは自宅に帰ってから復元することにして、30分ほどで「修理」は終了。料金は18,700円。まぁ、新品への交換代金と思えば納得だ。
クイックガレージ渋谷