振替休日、四十肩の治療&砧公園散歩 |
とても老人に人気の整形外科で、いつも一時間半くらいの待ち時間を覚悟しなければならない。午前中に到着したが、診療は正午を超えた。何度かすでに診てもらっているので、肩に注射を二本打ってもらった。しばらくすると、左腕は肩から上まで上がるようにはなった。だが、左手を真上に天を指そうとすると痛みが走る。一週間後、もう一度、注射してもった方がいいかも。前回も、二度の注射で完治した。

医師いわく「手は動かした方がいい」とのことなので、せっかくの休日だし、左手を前後に振り振り砧公園を散歩することにした。東名高速道路を下りたところにある砧公園は、何度も環八通りをクルマ走った際、脇を通っているが中に入るのは初めて。東急用賀駅から続く、素敵な遊歩道を歩いて公園に向かった。
用賀駅からは思ったよりも距離があった。いつもはクルマで走っているのですぐ近くのイメージがあるが、徒歩十数分かかった。環八通りを渡って公園へ。平日なので人はまばらだ。

この公園は、紀元2600年記念事業として都市計画決定された大緑地が前身。第二次大戦中は防空緑地、戦後は都営のゴルフ場だったが、1957年に今の公園となったらしい。
公園内には低木43,000株、高木11,000本の樹木があり、開園後半世紀を過ぎているだけあって、郊外の新しい公園にはない立派な大木に目を見張った。なぜか、季節外れの桜が開花していた。

ちょっと気になったのは「砧大塚」という塚。古墳ではなく、仏教の呪術を行う祭壇とされ、鎌倉時代から室町時代に作られたものらしい。もともと、東名高速の下にあったものを移設し、復元したという。

公園を一周して用賀駅へ。5キロほどは左手を振り振り歩いただろうか。ずいぶんと肩が軽くなった気がする。